東浩紀『クォンタム・ファミリーズ』 結尾

──だいじょうぶ、だいじょうぶ、みんな暗くなったらおうちに帰るんだから、汐ちゃんが連れていってあげるんだから。

「NUM-AMI-DABUTZ」 向井秀徳

現代。冷凍都市に住む 妄想人類諸君に告ぐ

我々は酔っぱらった。 今日も46度の半透明だった

HAGAKURE理論に基き 吠えたNUM-AMI-DABUTZ

が成功し 祝うこの世の無常節


同情の果ての冷笑を無視

俺は極極に集中力を高める必要がある。 メシ食う時は新聞を凝視する必要がある。

中間試験を受ける必要はない。 軍事訓練を行う必要はない

赤軍派に感化される必要はない。 俺はそんな平和な俺の平和を歌う必要はない。


鋭角恐怖のヤツは耳をふさげ。

エレクトリック混乱主義者の俺は酒毒に侵食された脳が繰り出す言葉を呟きながら、

虚ってあいまっていたから。


歩き出した冷凍都市の18時半

真昼間にひっつきまくった男女の生殖器官はもういい加減 どうこうもならん。

視姦される女たちが自意識をまきちらし恥さらし

しかしとりすましてパンツ濡らし 天は雨を降らし 餓鬼はガンジャ吹かし


それでも整然と営む冷凍都市の暮らし


冷凍都市の暮らし~ あいつ姿くらまし~ 

向井秀徳語

君の顔見とれてた俺はまさに赤色エレジーだった!!

「IGGY POP FAN CLUB」

忘れてた 君の顔のりんかくを一寸

思いだしたりいてみた

「IGGY POP FAN CLUB」

夜を生きる俺 つまり意見は無用ノ介

街角から想う&さすらう 街サムライの俺

「DRUNKEN HEARTED」

何回俺は俺の青春地図を広げるのだろう

現在位置ちょっと確認

いま確かに ここに俺はいる

よる歩く 俺がいる・・・。

「DRUNKEN HEARTED」

気づいたら俺はなんとなく夏だった

「透明少女」

彼女は「すずしい」と笑いながら夏だった

「透明少女」

熱さを嫌う若者たちは冷えきった場所へ逃げてゆく

「タッチ」

フィードバックシティに生きている

ここ焦燥都市24時

「EIGHT BEATER」

コミュニケイション不能!!フィードバックは果てしなく続く

「EIGHT BEATER」

鋭く研ぎすまされた

カタナのような あの娘の言葉

狂ったあの娘はうそだらけ

居合いで俺を斬りつける

「SAMURAI」

風都市ガールの世紀末ダンスに見とれている男は多い

「裸足の季節」

メルカトル図法によってかかれた地図を見ながら

俺は3号線を狂う目(久留米)から可笑しい(香椎)へ向かって

北上。 土曜に北上 していた ことがある

「URBAN GUITAR SAYONARA」

ハガクレの思想をもってしても 歯が立たんヤツに出くわす

「URBAN GUITAR SAYONARA」

暗夜行路を空っ走る 開戦前夜のこのカンジ

土曜に足跡残し 俺酩酊の限りをつくす

「URBAN GUITAR SAYONARA」

ZEGEN(女衒)が暗躍して 街が色

JORO(女郎)とねんごろの潜入刑事

「ZEGEN VS UNDERCOVER」

蛇味線をもったアフリカンアメリカンの女

がブルーズをこの上なく器用に歌って街が色

「ZEGEN VS UNDERCOVER」

おととしの事件を誰も覚えておらんように

オレもまた この風景の中に消えてゆくのだろうか

「ZEGEN VS UNDERCOVER」

記憶探しの旅ばかり しかしいつしかそれは妄想に変わっていく

「TATOOあり」

夕焼けあびて 侍 余裕の花遊び

風鋭くなって にっこり笑った 芸者の少女

「鉄風 鋭くなって」

ガキ共が遊んどる こんなせまい公園で

野球なんてむりやりやん こんなせまい都市型の公園で

「CIBICCOさん」

ありふれた希望や夢をありふれた幻メツに
すりかえて堕落を気取っている
しなやかに見えすいた嘘ついて
「SUPER YOUNG」

さまよって 朝の街から夕暮れまで 人は病気を繰り返す

街ソルジャーの暴力衝動

古い夏の日の想い出は消えてゆく

「はいから狂い」

砂漠の格闘 都会のまん中

色街では裸の女が待っているらしい

「DRUNK AFTERNOON」

真っ昼間から楽しんでる2人 ワタシも誰かとワケアリになりたーい

そうは許さぬ儒教の教え

「真っ昼間ガール」

ワタシを ワタシを ムチャクチャにして

落ちるとこまでただ落ちたいの 諸行の無常を感じてたいの

「真っ昼間ガール」

記憶の中に感情が侵入 記憶劇場の主役になって

だーんだん 妄想に変わっていく だーんだん 記憶が妄想に変わっていく

フラッシュバック現象

「TUESDAY GIRL」

紅い朝に

触れない君はめかしこんで

出かけて行った

2時間かけて歩いた先は

誰も知らないMACHIGAIだった

「MACHIGAI」

俺は1人会議をしていた

深夜3時につぶやきたい

そろそろ変化が訪れる

憂いの時代に突入か?

「MUKAI NIGHT」

向井秀徳は都市の傍観者、異邦人。

テクノオリエンタリズム的、サイバーパンク的な詩を書く男。

三島由紀夫『仮面の告白』 結尾

──時刻だった。私は立上がるとき、もう一度日向の椅子のほうをぬすみ見た。一団は踊りに行ったとみえ、空っぽの椅子が照りつく日差のなかに置かれ、卓の上にこぼれている何かの飲物が、ぎらぎらと凄まじい反射をあげた。

一九四九、四、二七

(新潮文庫、P238)

架空の告白小説という趣向。

三島由紀夫『仮面の告白』 日常生活にビビる

 私はその写しを自分の手にうけとって、目を走らせる暇もなく事実を了解した。それは敗戦という事実ではなかった。私にとって、ただ私にとって、怖ろしい日々がはじまるという事実だった。その名をきくだけで私を身ぶるいさせる、しかもそれが決して訪れないという風に私自身をだましつづけてきた、あの人間の「日常生活」が、もはや否応なしに私の上にも明日からはじまるという事実だった。

「写し」とは米軍の戦闘機が撒いた敗戦を報せる宣伝ビラのこと。

(新潮文庫、P202)

三島由紀夫『仮面の告白』 冒頭

 永いあいだ、私は自分が生れたときの光景を見たことがあると言い張っていた。それを言い出すたびに大人たちは笑い、しまいには自分がからかわれているのかと思って、この蒼ざめた子供らしくない子供の顔を、かるい憎しみの色さした目つきで眺めた。それがたまたま馴染の浅い客の前で言い出されたりすると、白痴と思われかねないことを心配した祖母は険のある声でさえぎって、むこうへ行って遊んでおいでと言った。

(新潮文庫、P5)

漫画。ドラえもん。こんなことして、いいのかしら。

漫画。ドラえもん。こんなことして、いいのかしら。

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漫画。ドラえもん。なんかおもしろい話ないかな。

漫画。ドラえもん。なんかおもしろい話ないかな。

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漫画。ドラえもん。頭の悪いのだけはとりかえがきかないもんね。

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